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アタ製品の工程について

¥50 税込

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＜アタ製品について＞

①アタを採取し、葉を取り除き茎の部分を使います。(茎は根元が黒なので柄などに使います)それを乾燥させ、茎の部分の太さを均一になるまで裂き、それから丁寧に編み込みます。(この細かさでクオリティが変わります。)

②編み込みが完成したらバリ島の強い太陽の光をいっぱい浴びせて１～２週間天日干しをしっかりと行います。(雨は作業を遅らせます)

③天日干しが済んだらココナッツの実を裂いて、チップにした物で４～５日ほど燻します。この工程により、アタ製品独特の香ばしい香りと美しい飴色、防カビ・防虫効果が生まれます。

④燻しが終了したら煙のススを柔らかなブラシや布で優しく拭き取ります。そして再度天日干しをして、ささくれ等の最終チェックをして、ほつれ等を爪切り等で処理し滑らかな仕上がりにします。

⑤様々な工程を経て、アタ製品は作られます。
防虫効果が強く、使い込むうちに飴色になり丈夫なアタ製品は素敵な風合いになり、永久的に使える製品です。インドネシアの代表的な伝統工芸品です。

工程写真と合わせて、お読みください。