2017/11/29 15:32
お店のオープンの1カ月前。
私たちは、バリ島へ初めての買い付けに行きました。
初めての事ですので、勿論どこで買い付けをして良いのか?
どうやってディスカウントするのか?
領収書などの貰い方はどうすれば良いのか?
買い付けた商品はどのように持って帰るのか?
そして、1番に「言葉」はどうするのか・・・?(専門用語)
当たり前ですが買い付けに行く前の準備段階で数々の疑問が出ました。
私たちはまず、バリ島の商品について徹底的に調べました。
ネットに出ているありとあらゆる情報をメモに取り、本を購入して地図やエリアを調べました。
ある程度の準備をして、買い付けたいリストとお店を頭に入れて、バリ島に乗り込みました。
バリ島と言えば、まずはアタ製品、シルバー製品(ガムランボール)、布(バティックとイカット)、木彫り製品。
私達は日本語の話せるドライバーを雇い、行きたい所をリクエストしてこれらの揃えてある所へ見て回りました。
まず、アタは一番有名な「アシタバ」の工房へ行ってみました。
高いのか、安いのかも解らないまま良いと思う物を買い付けました。
それからも、シルバーショップ、ウブドエリア、市場など。
「これで、お店は埋まる」と想像し、買い付けのお金も使い果たし帰国しました。
商品は段ボールに詰めて、自分たちで運びました。
オープン時は、それは綺麗に納まり充実して見栄えも悪くありませんでした。
めでたし、めでたし。
と、なるはずが!
あれよ、あれよと1カ月の間に商品は無くなり、「嬉しい悲鳴」の反面
「スカスカ」の歯抜けの、みすぼらしいお店になってしまいました。
そうなんです。
初めての買い付けは在庫も無く「大失敗」に終わってしまいました。
今思い返せば、当たり前なんですが・・・。
私達は慌てて、すぐにバリ島に向かっていました。